カメラ

カメラを買った。NikonのZfcという一眼ミラーレスカメラ。NikonFM2というかなり昔のフィルムカメラをモデルにしているらしい。

見た目重視のAPS-C機(これに関しては説明がややこしいのでまた説明します)なのでそこまで高性能というわけでもないのだが、しっかりした一眼カメラを買うのはこれが初めてなので楽しくて毎日写真をパシャパシャ撮っている。

いざ使ってみるとiPhoneとの違いがビックリするほど分かって面白い！ファインダーを覗き込み、f値やらISOやらシャッタースピードやらを弄ってシャッターを押す。一枚の写真を撮るために思ったよりも苦労することになる。iPhoneならピントを合わせてシャッターボタンを押すだけなのに！しかも一眼カメラの場合、いざ撮ってみると思うようにピントが合っていなかったり、ホワイトバランスがヘンで色味がおかしかったり……こういったトラブルにも見舞われることになる。想像以上に難しい。

とはいえお気に入りの一枚が撮れた瞬間には何とも言えない喜びがある。夜寝る前に一回は見返すような写真もある。iPhoneだと2秒で撮れる写真が一眼カメラだと1分、編集を含むと10分くらいかかってやっと一枚の作品として成立する。これは正直かなり面倒なのだが、出来上がった一枚を見ると「次も頑張ろう」と思える。不思議なものである。

特に気に入っている撮影形式が「ポートレート」と呼ばれるもので、要するに人撮りである。ありがたいことに友人がモデルとして協力してくれることになり、近所の公園や大洗海岸などで約1,000枚ほど撮影させてもらった。静物写真だと僕の思うように撮れるのだが、撮る対象が人となると勝手が変わってくる。モデルに構図や表情を指定し、モデルの肌がどうすれば綺麗に映るか考え、シャッターを切る。これがまた難しい。ちなみに望遠レンズの方が人の顔が綺麗に写るという気づきを得た。色々気づきがあると面白くなってくる。

こんな感じで毎日写真を撮って楽しんでいる。気づけばレンズも増えてきた。今はZ6iiというカメラと85mm f/1.8のレンズを狙って毎日中古サイトを漁っている。早く金が入らないかなあ。

ヨルシカ「月と猫のダンス」というライブを見に行った。東京公演に落ち続けたので高速バスに乗って仙台まで向かった。宮澤賢治「セロ弾きのゴーシュ」を間テクスト的に引用しつつ、「踊る動物」を描く画家の物語が描写された。今までのライブ同様n-bunaが朗読するのかと構えていたら俳優による演劇で物語が進み驚いた。演奏に関しては今までより遥かに洗練されており、特に「451」に関してはn-bunaの歌唱力に驚かされた。人生初の仙台旅行は牛タンやホテルの朝食、ライブ後の居酒屋など、美味しいものに溢れていた。ホテルに「ハゲ割」があったのが少し笑えた。

以下、最近触れた映画と本。

・ビューティー・インサイド

目覚めるたびに性別含め全ての容姿が変わってしまう男の人生を描いた韓国映画。ヒロインの演技もさることながら、とんでもない数の人間が同じ役を演じているにもかかわらず違和感がないのがすごいと思う。最後のシーンで思わず涙が出た。

・『ジョゼと虎と魚たち』

昔買った田辺聖子の短編集。女性キャラクターが全員口達者で、男をバッサリ切っていくのが愉快である。「荷造りはもうすませて」が個人的にお気に入りなので読んでください。

・『兎が二匹 1・2』

不死身の女・すずとその女に恋する青年・サクのラブストーリー。第一話で終わらせても美しい作品を2巻に分けて描いているわけだが、不思議と冗長さは感じない。すずの過去の描き方には引き込まれるものがある。ラストシーンの美しさ、果てしなさ、恐ろしさは人生で出会った作品の中でトップクラスのものだと思う。

・『おやすみプンプン』

自分の中学時代の価値観を壊した作品。無料公開されていたので久々に読んだ。気づけば自分は初めてプンプンを読んだ時から自分にとっての愛子ちゃんを探している気がする。久々に読んで、改めて翠ちゃんとプンプンのセックスシーンに吐き気がした。

疲れたので今日はここまで。また暇になったら気まぐれで書くと思います。

↑大洗海岸にいた猫。撫でることを強要してくるのが愛らしい

↑浜辺と花束。向日葵はやはり夏の象徴である

ブログ

　ブログを開設した。中学生ぐらいの頃から「ブロガー」という響きに憧れがあって、ずっと挑戦してみようと思いながら19になってしまった。流石にそろそろ始めないと一生やらないだろうな、と思い始めることにした。方向性は決めていないし、書くペースも決めていない。気まぐれだが、自分にはこれくらいが丁度いい気がする。飽きて今回でお蔵入りになる可能性もあるけれど。とりあえずは色々書いてみるつもりではいるので温かい目で見守ってほしい。最近金欠なので突然アフィリエイトとか付いたら察してほしい。

　初回なので何か面白いことを書きたいんだけど特に思いつかないので適当に思いついたことを書いていこうと思う。そういえばブログの語源って何？と思って調べてみたらWeb logから出来た造語らしい。Qwertyとかの仲間なんだろうか。

　Qwertyといえば高校時代の英語の授業を思い出す。アルファベットのQの後には必ずuが来る、という話を先生がしていた。気になって調べてみるとQwertyが出てきてガッカリしたのを覚えている。とはいえQwertyなんてパソコンができてから生まれた単語なのでそれまで例外が無かったというのは面白い。ただなぜuが来るのか、までは覚えていない。先生には少し申し訳ない。

　「前世」というライブを観た。ヨルシカは個人的にかなり好きなバンドで、ライブには毎回足を運んでいる。詳しい話はしないがとても良いライブだった。いつかのラジオかなんかでコンポーザーのn-bunaが「作り終わった作品に愛着はない」と言っていたような気がするがあれは彼なりの照れ隠しな気がする。過去の作品に愛着がない人間があんな素晴らしいライブを作れるはずがない、と思う。

　そういえば自分の前世は何だろう？と考えてみる。人間だったのかもしれないし、虫だったのかもしれない。そもそも生き物ですらないのかもしれないし、案外ポケモンとかだったりするのかもしれない。個人的にはナマケモノとかであって欲しい。過眠しても「前世がナマケモノなので」と言えば許されそうだから。これからこのフレーズ使っていきます。

　最近とにかく眠い。平日なのに平気で10時間くらい眠れてしまう。普段バイトのために15時には家を出なきゃいけないのだが、平気で13時に目が覚めたりする。目覚ましをかけていなければ全然バイトを無視して眠れそうなくらい眠い。流石にそろそろ不味くないですか？僕の前世は眠り姫なのかもしれない、と思ったけど王子にキスされるのは嫌だな。やっぱナマケモノで通します。

　いい加減マットレスを買いたい。なんとかなるだろうと床に布団を敷いて寝ているんだけど、そろそろ肩と腰がバキバキで痛い。ただマットレスって思っているより高い！マットレス欲しさに次回あたりから広告アホみたいについてるかも。

　そういえば夢を見る時って普通何人称で自分を見るもんなんだろうか。自分は大抵3人称目線で自分を見つめてる(64のマリオみたいな感じ)んだけど、こないだこの話を友人にしたら怪訝な顔をされた。

　思えば夢ってかなり変なものな気がする。夢に関する研究と聞くとフロイトの『夢判断』あたりが思い浮かぶけど、自分の夢さえ曖昧にしか思い出せないのに他人の夢ってどうやって分析すればいいんだろうか。残念ながら心理学には明るくないのでここら辺の話は一切知らないし、知ったところで三日後には忘れていそうな気もする。

　深夜0時に研究学園を自転車で爆走するのにはまっている。あの暗くて誰もいない道が自分の物になったようで嬉しくなる。お気に入りの音楽をかけるとなお楽しい。帰りにトライアルでお惣菜を買ったり松屋で牛飯を食べたりして帰って寝る。それだけで案外QOLが爆上がりしている。

　世間では今日はバレンタインデーらしい。せっかくなので今年は自分もチョコを作ることにした。男子諸君に配り歩いてホワイトデーにお返しをもらおうかしら。

　眠くなってきたので今日はここらへんで。また気が向いたら書きます。